そして本番が始まりました。
一曲目は「子どもの四季」。
初級合奏教室のための曲です。
初級合奏の団員は入団して2年から3年の団員で構成されています。
ですので、小学生が中心となっています。
小学生達は「チビーズ」とみんなから呼ばれてほんとーにかわいがられています(*゚▽゚)ノ
チビーズに指示を出す上級生を見ながら、僕の頭の中では「♪あしたー今日よりもほにゃららららー」って「ルーあれズ」の主題歌になっていた「あれ」が流れてます。
君の夢はなんだ?
って。
いい演奏してくれました。
落ち着いた演奏。
しっかり合奏することを意識して丁寧に引いてくれた。
チビーズの連中は、本当に明るい未来だ。希望に満ち溢れているよ。
って言ってること少しあれを引きずってるけど。
で副団長のMC。
一生懸命しゃべってくれた。
いろいろあったが、その分いいものになった。
気持ちも入った。
よくやった。
で二曲目は「砂山ファンタジー」
この曲は中級合奏がメインの曲。
主に中学生が主体かな。入団から4年~5年の団員が多いです。
有名な砂山のメロディの変奏曲。
いろいろな場面、時間、気持ちを音で表現しないと聞いてる人はあっという間に飽きてしまうという、かなり危険な曲。
中級のメンバーはそういうことをしっかり考えて音楽しなければいけないと学ぶためには最高の曲です。
音楽でいろいろな場面を伝えようと、自分たちで考えて研究したことを伝えようと精一杯引いてくれた。
ソロも良かった。
次のステップに進むためのもっと必要なことは多いです。
それでも一つ一つ手に入ったものはたくさんあります。
それを大事にして、積み重ねてゆくよ。
そして、団長のMC。
よかった。
おじさんは感動した。
すこしうるっときた。
そういう気持ちで演奏するんだぞ、口にしたんだから実行しろよと思いながら。
最後の曲「越後のこどもうた」
上級合奏のための曲。
打楽器も加わって迫力の一曲です。
さあ、お客さんの度肝を抜いてやろうぜと。
今もてる力を使った良い演奏でした。
守っ子のソロも、伴奏の和音作りもなかなかのものでした。
ちょっとしたきっかけで手に入るもの、気付くものあります。
どんなに苦労して積み重ねた努力でも、ほんの少し練習休んだら失ってしまうものです。
積み重ねてゆこう。
その先にもっといい音楽があるよ。
とにかくお客さんの大きな拍手。ブラボーが飛び出すんだから。
カーテンコールまでさせてもらって( ゚∀゚)o彡゜
邦楽って和楽器っておもしろいでしょ?
なかなかでしょ?
って思ってもらえたかな。
団員は自分たちのやっている楽器をもっとたくさんの人に聞いてもらいたと、自分たちと同じような合奏団がほかにも出来ることを願っています。
東京で公演が出来たことは、子ども達が思ってる夢のためのなにかに役立ったかと思います。
夢の実現のための手伝いをできること、それを一番近くで関われること、僕はとても誇りに思う(゚ー゚)。
そして、2部はホストオケであるティアラこうとうジュニアオーケストラの演奏。
設立してからまだ2年半くらいの若いオケですが、とても気持ちのよい演奏をしてくれました。
これから、いろんなことを経験して成熟してゆくことでもっと素晴らしい響きを手に入れられることでしょう。
また共演してくださいね。
新潟にも来てください。
バタバタと慌しい中、バラシなどをし荷物の梱包、積み込み、と進み、すげぇ速さで閉会式に突入。
ティアラこうとうジュニアオケの卒団生の言葉などは正直うるっと来た。
とっても思い入れのある大事な定期演奏会に一緒できて、彼の卒団演奏に花を添えることはできたかな?
そして新潟の団員は走り去るようにぶわわーってティアラこうとうを後にしました。
こどもたちは名残惜しそうでした。
音楽を続けていればまたどこかで会えると思うよ。
和楽器と洋楽器でジャンルはもうぜんぜん違うけれど、音楽で出会った仲間との絆は強いからね。
そして、怒涛の第3話「移動編」に突入します。
スポンサーサイト